SHIKIMEI REVIEW
野口里佳 「海底」
Noguchi Rika “At the Bottom of the Sea #3”, 2017 C-print 90 x 135 cm © Noguchi Rika
野口里佳 「海底」
Noguchi Rika “At the Bottom of the Sea #2”, 2017 C-print 90 x 135 cm © Noguchi Rika
野口里佳 「海底」
Noguchi Rika, “At the Bottom of the Sea”, installation view at Taka Ishii Gallery Tokyo
Sep 9 – Oct 7, 2017 Courtesy of Taka Ishii Gallery Tokyo / Photo: Kenji Takahashi

野口里佳 「海底」

タカ・イシイギャラリー東京

彼女の写真が好きなのは「旅」をしている感覚にさせてくれるから。
写真家の野口里佳さんが、こんどは海の底に、私たちを導いてくれました。
会場に入った瞬間から、潜水服を着なくても、海底に到着します。
そこから先は、野口さんの眼差しをガイドに海底散歩をお楽しみください。

1971年埼玉県生まれ。1994年日本大学芸術学部写真学科を卒業。大学在学時から写真作品の制作をはじめ、国内外で展覧会を中心に活動している野口里佳さん。2004年から12年間のベルリン滞在を経て、現在は沖縄を拠点に活動しています。昨年は、第1回目として開催された「さいたまトリエンナーレ2016」(ディレクター芹沢高志)で、ふるさとである大宮の“一軒家”を会場に作品を展示。都心への通勤通学で1日約50万人が移動するという巨大ベッドタウンの静まりかえった昼間の家に、旅する日常を思わせる澄んだ眼差しを持ち込みました。

本展で発表されている大判カラー写真は、「潜る人」(1995年)「星の色」(2004年)に続く、水中写真の新作です。20年前に偶然、千葉で海に向かうダイバーと出会い、その背中を追って“月面に行こう”と、自身もダイビングを学んで水中写真を撮りはじめたことが「海底」に繋がる前日譚だといいます。3作目となる今回、野口さんはそこで何をみつけたのか?会場でそれを目撃することができます。

会期:2017年9月9日(土)– 10月7日(土)
11:00-19:00(日、月、祝日定休)
会場:タカ・イシイギャラリー 東京
東京都港区六本木6-5-24 3F
http://ghttp://www.takaishiigallery.com/jp/archives/17059/

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